みどりのながれ

日々のメモ

ポストクロッシングを始めました

www.postcrossing.com

今月頭くらいから『ポストクロッシング』というものを始めました。

 

詳しい仕組みややり方は解説されているブログなども多くあり割愛しますが、

海外発のサービスで、要は世界中の会員と文通を楽しめるといったものです。

これがなかなかすごいもので、いろいろと新しい世界を開拓できたので

ここに初期の体験記として綴っておこうと思います。

 

 

dailyportalz.jp(私が一番最初に知った記事はこれ 魅力たっぷりに解説されています)

 

恥ずかしながら自分は、これまで海外旅行も学生時代に一度きり、

エアメールさえも送ったことがなく料金すら知らないという

井の中の蛙のような状態でした。

 

そんな人間でもいざ踏み出せば、

選んだ切手とはがき、そして書き込んだ文章が海や山を越えて相手に届き

言葉を交わせるのだと教えてくれた、ここ最近一番の驚きごとでした。

 

サイトの案内やメッセージのやり取りは基本的に英文で、

私の場合はやや英語力に自信がないので先駆者の案内ブログを参考にしつつ

翻訳サイト(アプリ)に頼ってます。

 

www.deepl.com

こちらの『DeepL』というサービスにお世話になりっぱなしです。

本当に便利な時代になりましたね…。

かなり高精度で、細かいニュアンスとかも相手に伝わっていると思われるので

作文については信頼していいと体感しています。

 

 

ポストカードを送る

 

サイト上の『ポストカードを送る』というところから

まずは送り相手が自動でピックアップされます。

(郵便情勢的に届きにくい相手は除外されるというのがまたすごい)

 

私が最初に引いた5件は…

アメリカ・ドイツ・スイス・ポルトガル・オランダの5か国でした。

年齢や性別もバラバラで、マダムから同世代くらいの青年など様々。

 

相手の送り先(住所)とともに詳細なプロフィールも見られるので、

そこに書いてあることからどんなはがきや切手を、

どんなメッセージを乗せて送ろうかな~っていうのを考えていきます。

一応サービス上では送り手に一任されていますが、

どうせなら喜んでもらいたいですもんね!

 

手持ちのはがきから選ぼうかと思ったら意外と相手の好みと嚙み合わず、

雑貨屋や書店の文具スペースまで足を伸ばしてみたものの…

探してみるとポストカードってあんまり売られてないんだなという気付き。

季節の挨拶に使えそうなものや

折り畳みのグリーティングカードは多数あるんですが、

意外と通年で使えそうな無難なデザインはお店にないものですね。

これがまず第一の驚きでした。

 

まずはアメリカ、ドイツ、スイス宛のものを投函し、

少しあとにポルトガル、オランダ宛のものを投函。

前述の通りエアメールなんて送ったことがないので

ちゃんと相手に届くのか半信半疑の状態のまま一週間ほど過ぎたある日のこと。

メールボックスに『到着』の知らせが!

 

初めに投函した3通のうち、スイスの方のものが現地に無事届いたとのこと。

距離にしておよそ10000km。

海沿いの小さい街から私の手を離れて

リヒテンシュタインとの国境近くアルプスの山あいの街まで

7日間で飛んでいったと思うとそれだけで愛おしい気持ちになります。

郵便ってすごいですね。

 

受取メッセージには私が選んだ切手についてのコメントがありました。

ちょうどオリンピックの切手が販売されていたので

イムリーでふさわしくていいなと思って買ったんですが、

スイスのこの方には『マウンテンバイク』の柄のものを貼ったんですよね。

実際に競技を観て、スイスが表彰台を独占したのを知っていたので。

 

その想いが通じたのか

「サイクリストの切手が最高!たくさんメダルをとった競技なの!」

といった熱量高めな反応をいただけて、

もうそれだけでこの日の朝はハッピーでした。(単純)

 

続いてオランダへも着。

この方は好きなものリストの中に『ポケモン』があったので、

切手もはがきの絵柄もポケモンという組み合わせで送りました。

こちらも「ポケモン柄の切手は初めて見た!」と喜んでいただけた様子。

ポケモンが好きな人、世界中にいるんだなあ。

 

ちなみに、この男性はポケモンカードコレクターでもあるそうで、

日本のカードが喉から手が出るほど欲しいといった様子。

自分がポスクロ初心者だということもあって

今回ははがきを送るだけになりましたが、

本当は家にあるうちの何枚かを送ってあげたかったです。

こはちょっと葛藤でした。

 

 

ポストカードを受け取る

 

自分が送ったうちの2枚が相手に無事届いたので、

ここで初めて私も誰かからはがきを受け取る事ができます。

今頃どこかで送り先が誰かの手に渡っていると思うので、

その経過をじっと待ちたいと思います。

 

初めて受け取るカードがどんな絵柄か、どこの国からやってくるのか。

好きなものリストの内容を汲んでくれるのか、

関係なく自由に選んでくれるのか(それもまたヨシ!)

今すごく楽しみでなりません。

タイミング的にそろそろかと思われるのですが、

また進展があればこちらに綴ろうかと思っています。

 

疫病蔓延で自由に出かけることも減り、イベント中止も相次ぎ、

日々の生活に楽しみを見出すことが難しくなっている昨今ですが、

こうして新たな趣味を発見できて新鮮な気持ちを味わっています。

何でも飛び込んでみるものだなと思いました。