みどりのながれ

日々のメモ

2021年9月のポスクロ

あっという間に一ヶ月が経ち、9月も終わってしまいました。

ポスクロも軌道に乗ってきて、前月の記事よりぐっとボリュームアップです。

たくさんの国や地域・人々と送受信しました。

 

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今月は送信10枚、受信13枚。

国の内訳はこんな感じ。

どうしても欧米中心にはなりますが、バリエーション豊かです。

 

 

今月送ったカード

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初めはマカオへのこの一通。18日間で着。

お相手はマカオ大学に通うという青年でした。

完全に憶測なんですけど、マカオ大学って…エリートでは…?

アジア地域への送信第一弾となったわけですが、

ポスクロのメンバーは1000人弱で比較的珍しい地域。

 

サイバーでコラージュ感満載なこの絵柄は名古屋観光案内所で購入したもの。

裏面のQRコードからは観光案内サイトへ繋がりました。

いずれも名古屋の繁華街で見られるランドマーク的な存在だよ!

(サムライメットを除く)みたいな文面で送信。

 

マカオはコロナ禍とは比較的無縁で、

割と皆普通に暮らしているそうなんですが

先日住んでいる近くで陽性者が出て心配だというメッセージ。

本当に早くこんな日々が終わるといいですね。

 

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こちらも初めての地域、チェコへ。12日で着。

お相手は郵便局員の男性でした。

簡潔なプロフィールでウィッシュリストがないタイプの文面。

何を送ろうか悩んで、『ふみの日』のマキシカード風はがきにしました。

8月に出かけた切手関連のマーケットで購入したものです。

主催者さんがとても親切な方で、

ポスクロについてなどもいろいろと話してくださいました。

11月にまたイベントがあるそうなので、その時にまた行けたらいいな。

 

ポスクロを始めたばかりだけどすごく楽しい、

これも郵便に携わっている方々のおかげ…

という持ち上げ気味なコメントとともに。

受取のお返しメッセージもプロフィール文と同じく簡潔で

気に入っていただけたかは分かりませんでしたが、

一貫してクールな姿勢がなんかカッコよかったです…。(何)

 

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3通目はドイツ。内陸部・ニュルンベルク近郊にお住まいの女性へ。

9日間での到着でした。なかなかの早さ。

 

好きなものリストは海にまつわるもので固められていました。

海なし県的なやつなのか…?

というわけで、いつ買ったかも忘れていた海遊館ジンベエザメカードを放出。

金箔推しで豪華な仕様なのです。

物価が上がった今、なかなかお土産用にこういうカードは売られないかも…。

 

添えて送る文面は、自分が湾岸に住んでいて時々散歩に出かけること、

綺麗な砂浜はないけどマリーナがあって海鳥との出会いが楽しいこと、

そしてセーリングに関する文章がプロフィール内にあったので

五輪でセーリングを観て面白さを知ったことなど。

限りあるスペースで自分なりにうまくまとめられた文章になりました。

切手も五輪記念切手のセーリングのものをチョイス。

 

お相手の方は文通慣れしていらっしゃり、

お返しのメッセージもそれに応える形でボリュームたっぷり。

カードの絵柄がたいそう気に入ったことをはじめ、

セーリングの生観戦ができなかったことは残念だけど

テレビ観戦の方が競技の様子が分かりやすいという勧めや、

自身がセーリングのクラブに所属しているものの

コロナ禍で2019年の夏を最後に海に出られていないことなどを

丁寧な文章で語ってくださいました。

個人的に、今月の送受信の中でも特に充実したやりとりができた1通でした。

 

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4通目はこちらもお初であるウクライナへ。到着日数は22日でした。

オデッサに住むきれいなお姉さんへ。

ウィッシュリストの項目はほどよくまとまったものだったんですが、

あいにく自分の手持ちにはこれといったハガキがなく

立ち寄った書店で売られていたこちらのイラストのカードを購入。

 

“love will save the world”という言葉を母国語で綴ってほしい

という要望もあり、文末に書き添えておきました。

先にやり取りされた日本の方が既に書いてそうだけどいいのかな?

とは思いましたが、筆跡も含めて楽しみたいんですよね。

…という推測を立てておきました。自分だったらそうかなと。

 

ハガキを送るにあたってオデッサの街のこととかを調べたりもしたんですが、

なんとまあ素敵な都市ですね。

私の脳内のウクライナには歴史的な港湾都市の印象がなかったので

イメージが変わりました。

 

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5通目はアメリカ、ニューヨーク州に住む精神科で働く女性へ。

到着日数は14日でした。

ロフトで購入したこちらのマキノのメタセコイア並木のカードを

一足早い秋の便りとして送付。

このシリーズのハガキ、特殊紙仕様でキラキラしていて素敵なんですが、

裏面の筆記スペースが狭めなのが冗長な文を書きがちな私には痛手。

 

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6通目はフィンランドのご婦人へこちらの名古屋てんこもりなハガキを。

到着まで25日とやや日数がかかったのでドキドキしてました。

こちらも観光協会での購入品。

情報量の多さがウケているのか、

現時点で送ったカードの中で一番お気に入りをいただいていたり。

そんなに気に入る人が多いなら、リピート購入してもいいかもしれないな。

 

受け取り主からは、素敵なカード、切手、ポケモンのシールを

ありがとうと端的なお礼メッセージ。

イマイチだったかなあ。

 

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7通目はスイスへ名古屋城と菊のハガキを。到着まで11日。

スイスの郵便事情もなかなかに良好です。

スポーツ大好きな方だったので、話題は自然と五輪の話に。

なんと40種目以上を観戦したのだそう。筋金入りだ…!!

 

時差があったので観戦は大変だったかも…という文も添えていたのですが、

それに対する彼の回答は、夜は早めに寝てその分早起きし、

仕事に出かける7時までの間観戦したとあり、

完全に欧州サッカーを観る時の私と同じで笑いました。

やっぱそうするしかないよねと。

 

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チェコへの送信は今月2通目。12日で着。

とにかく猫が大好き!とのことだったので、

『いきものフェス』で購入したこちらの精密なペン画のハガキを。

日本の公共放送で猫が暮らす様子をひたすら映す番組(世界ネコ歩きのこと)

があって、観てると眠くなってしまうほど安らぐんです

…なんて内容を書きました。

 

岩合さんが映す猫たちは映像も写真も気取ってないのが好きです。

書店とかによく置いてある犬猫のカードはいかにも媚びすぎたデザインで

イマイチ買う気にならないんで、今度岩合さんの写真展が開かれた際には

そこでポストカードを多めに仕入れてきたいなと思っている私です。

 

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再びドイツへ。こちらは10日で着。早い。

郵便事情がよくなおかつメンバーが多いので

枠があくとすぐにドイツが飛び込んでくるイメージがありますね。

憧れの国なので私にとってはウェルカムですが。

こちらのマルチビューカードドレスデンに住む70歳の男性へ。

母国語で何か書いてほしいとのことだったので、

『錦秋』という言葉を説明と共に送りました。

 

ドイツの気候ってこの時期はどんな感じなのかなあ。

ちょうど送る日あたりにクリスマス支度をもう始めてるみたいな情報を

ドイツ大使館からのツイートで見かけたんですが。

 

お返しのメッセージには五輪を通して日本の夏の暑さに驚いたこと、

そして20℃から26℃までしか好きじゃない…って書いてありました。

いや狭すぎな。

 

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こちらの名古屋国際会議場のカードはポーランドの女性へ。

なんでも、馬が好きで騎馬像や馬の像など

それにまつわるものが身近にあれば教えてほしいとのこと。

戦国武将の銅像ぐらいしかイメージになくて悩みましたが、

突然電撃のごとく国際会議場のスフォルツァ騎馬像のことを思い出して

これしかない!と思いこちらのカードを送った次第です。

 

実はこれも先月の記事でふれた『名古屋のすべて』の中の一枚なんですが、

正直言うと一番つまらない・扱いに困る絵柄だと思っていました…。

これを入れるなら名古屋港の風景でも入れておけよと。

まさかこんな形で最高の出番が訪れようとは。

建物全体を映す写真なので騎馬像が小さく説明は必至な感じでしたが、

お相手にも十分伝わったようで非常に興味深いと

熱量高めな反応をいただけました。

裏面の馬術の切手と合わせて彼女のFacebookで紹介も行ったようです。

 

彼女からのお礼のメッセージで

騎馬像をまとめたホームページがあることも知りました。

 

equestrianstatue.org

 

世の中にはいろいろなマニアがいるもんだ…。

見た感じやはり戦国武将が大半ですね。

その中でやはりスフォルツァ騎馬像は異彩を放つ存在だと

言えるかもしれません。

ダ・ヴィンチが完成できなかったものを

手稿に沿って作り上げたというエピソードや、

ブロンズではなく強化プラスチック製なのも話題として満点。

サイズも8メートルあるので相当デカいです。

国際会議場はよくイベントやコンサートなどの会場になったりするので、

遠方からお越しの方も機会があれば一度見て帰ってみてください。

なかなかの代物ですよ。

 

それにしても、なかなか学びのあるやり取りでした。

こういう出会いがあると嬉しいですね。

 

 

 

今月受け取ったカード

 

今月は10枚以上あるのでボリュームたっぷりです。

軌道に乗ってきた証ということでしょうか。

 

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この日は嬉しいことに一気に3枚。

こちらはアメリカ・アリゾナからの一枚。9日間で到着です。

GENGISKANってことは…チンギス・ハーンということでよろしくて?

西洋人から見た彼だと言われればそんな気もしますが、

日本の教科書とかで見る絵と違いすぎて確信が持てない…。

 

この方は2度日本を訪れたことがあるそう。

旅行先として選んでくれたという事実は、単純に国民として嬉しいですね。

どのあたりを観光されたんだろう…?

 

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ホログラムの太陽の切手と、インディアン的なアートの切手が超クール!

病気のコロナは嫌ですけど、これはもらって嬉しいコロナですよ。

ホロ加工が目立ちますが、右のも箔押し仕様で豪華です。

アメリカの切手すげえな…。

 

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続いてこちらは台湾から。8日間で到着。

夜店でドーナツを売る人の絵柄。

日本ではお祭りの時ぐらいしかありませんけど、

アジア諸国の屋台文化ってその国や地域の特色が直に表れていいですよね。

 

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これまた豪華な特殊切手。

どちらもポピュラーなお菓子なんだそう。

日本人がよくお土産に買ってくる中にもありそうかなと思ったんですが、

右のは調べたらアヒル?だかの卵を使用しているそうで

一気にハードルが上がった感。

生卵とかは食べるクセに、鶏やウズラ以外の卵に

妙に抵抗が生まれるのは何なんでしょうね…。

 

ハガキが妙にペロペロしていて雨に濡れたせいかなと思っていたんですが、

どうやらこのカード、貼り合わせて作ったもののよう。

確認してないけど、貼り付け面にあるのは広告かな…?

ポスクロでAD(広告)カードを送らないでと書かれている方は多いのですが、

そういうことなのか。なるほどこれは少し残念かも。

 

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こちらはポーランドからの一枚。到着までは20日と少々かかりました。

グディニャという都市のマルチビューカード

大型船が頻繁に出入りする屈指の港湾都市なんだとか。

歴史を調べてみると、ドイツとロシアに挟まれて

なかなか大変な土地だったそうな。

この美しい景色は平和あってこそなんですな…。

 

ところでこのカード、私の住所とハガキのIDは書いてあったのですが、

それ以外はまっさらでした…。切手も上下逆の貼り付け。

これまた受け取りたくないカードの話になってしまうんですが、

お願いだから裏面に何か書いて!っていう要求も度々見かけるので

こういったメッセージなしのカードも時々あるんだろうなと。

個人的には貼り合わせの広告カードよりも残念ですね…。

前述したとおり自分は話したがりでいつも長文になってしまうので、

料金をかけてまで無言のカードを送る精神に面白さを感じてしまいます。

 

送り主は自分の親くらいの世代のご婦人でした。

受取のメッセージを送ったのち、

間髪入れずに日本の『ご当地カード』をスワップしないかという

要求をしてきたのでお断りしました。

(コレクターが多いのは既知なんですが、

アレ普通の料金で送れないんですよね…)

 

プロフィール文に「初心者だからダイレクトスワップはカンベンね」って

一応書いてあるんですが、それでも強引な人は話を通そうとしてくるよな…と。

話が盛り上がったり、自分の好みにすごくマッチしたカードを送った人なら

話を聞いてもいいかなと思うんですが、この対応だとちょっとね。

勉強になる一件でした。

 

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こちらのコスモスのカードはフィンランドから。到着まで15日間。

フィンランドの中でも送受信数トップクラスの方でした。

若干震えた字&筆記体がかっていて解読に少し時間がいりましたが、

なんとか読み解きました。

 

"Life is like riding a bicycle. To Keep your balance, you must keep moving."

(人生は自転車に乗っているようなもの。

バランスを維持しようと思ったら、動き続けていないといけない。)

というアインシュタインの格言つき。

 

学びの姿勢を常に持ちたい自分としては響くお言葉。

こんな世だからこそどんどん力を蓄えてまいりましょう。

 

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切手はフィンランドのヌークシオ国立公園。

名前で検索したらちょうどこの写真の通りの画像がネットに現れました。

豊かな自然ですね~。

 

それにしても、このハガキ消印も角折れもなく、

まるで手渡しのような状態で届いたんですが両国の郵便すごすぎますね…。

消印はきっと目に見えない形で入ってるんだろうな。

 

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こちらはベラルーシの首都ミンスクから。16日間での到着でした。

絵柄は雪の積もるアリヴァリヤ醸造所。

国の位置関係や大きさ、8月末でもすっかり秋の気候であること。

そして政情不安についても切実に綴られていました。

オリンピック選手が隣国に亡命した件でも記憶に新しいベラルーシ

行く末は分かりませんが、アフガニスタンのことなどもあり心配。

何かあった際には手を差し伸べられる間柄でいたいものです。

 

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切手はヨーロッパヨタカ。

日本にもヨタカはいるそうなんですが、

お目にかかれることは少ないみたいですね。

木の上ではなく地上に巣を作り子育てするらしく、

ひたすら隠れることに特化したような、そんな鳥なんだとか。

 

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ドイツからの一枚。

この方がお住まいの街は今年でなんと1000年の歴史を迎えるのだそう。

完全に土俵が違いますな。

日本でここまで都市として古くから歴史があるのは

奈良とか京都とか…なかなか限られるのではないでしょうか。

愛知県内がどうなっていたか想像すらできません。

 

随分とたくさんのメッセージを書き込んでいただけて嬉しい限り。

そして何よりも嬉しい驚きだったのが、

送り主の男性が『愛知目標』を通して愛知の名を知っていたことです。

日本人でもなかなか記憶していないであろうそのワードが出てきたことは

大変に光栄であると同時に、

国内の環境への意識の低さを再確認しちゃいますね…。

自分的にはもっと努力の余地があると思うんです。

 

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切手はハーメルンの笛吹き男でした。

ネズミを街の外に引き連れているシーン。

切手のみでなく、すぐ横の耳の部分も一緒に貼られていてなんか嬉しい。

料金部分の砦を思わせるデザインとか、これはなかなか素敵な絵柄です!

 

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同日で香港からも一枚到着。到着まで8日間。

こちらも街の風景ですが、よくあるバッチリキマった風景写真ではなく

なんとも自然体なところがポイント。

めちゃくちゃ工事してるけど少し古い写真なのかな。

自分のイメージしてる香港はもっと近代的な建物が多い印象。

右側の中国語は、「何千人もの香港人があなたの訪れをお待ちしています」

とかそんな文面。

 

裏面の文章は短いながらもしっかりとした明瞭な筆跡で、

今まで届いた中でも屈指の読みやすさでした。

数字の書き方とか、同じアジア人だからっていうのもあるのかも…?

 

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切手は岩場の風景2つと1999年の午年?のものでした。

馬の絵柄のものは20年以上前のなかなか年代物の切手ですが、

私のウィッシュリストに『馬』があるので

それを見てチョイスしてくれたのかも…?

だとしたら感謝感激ですね…!

 

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カナダからはナイアガラの超ド迫力ハガキが届きました。10日間。

なんでもこの方はナイアガラ近くの在住で、

飼い猫と共に玄関先に腰かけて読書するのが趣味なんだとか。

えっ何その夢のような生活…。

猫のマーリンはバードウォッチングが大好き!とありましたが、

それは獲物を狙う眼差しかもよ…?

 

小さいポケモンのシールも貼ってくださいました。

画像はないですがアニポケ風の絵柄。嬉しい逆輸入ですね。

 

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同日に同じくカナダから。こちらも10日間。

この方はモネの絵画のカードを送ってくださいました。

モネは私の好きな画家のひとり。ウィッシュリストにも名前を挙げていました。

送り主の女性はフランスのジヴェルニーまで足を運ばれたそうで、

訪れるべき場所だと大プッシュをいただきました。

うわーいいなあ!

海外旅行…私に行けるチャンスは再び来るのだろうか…。

 

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ところで、カナダから来たこの2枚のハガキ、

どちらも過去最大級の大きさだったんですよねw

英語の授業で『カナダは大きな国です』という文章から習い始めますが、

この国はポストカードもデカいのか?

先日の香港のものと比較するとこのとおり。

ハガキの規格もいろいろだなあとポスクロを始めて実感しています。

日本の規格はどちらかというと小さいのではと思うんですが、

カナダくらい大きかったら文章もたくさん書けそう。

 

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カナダの2枚と同じ日にポーランドからクマゲラのカードが着。

こちらは届くまで10日間でした。

黒枠でなんとも綺麗にまとまった一枚。

ウィッシュリストの『鳥』を汲んでくれたようです。サンクス!

 

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裏面の切手は…おおう! 主張のデカいキノコ切手…!

わたくし実は過去の体験で生えているキノコが少々苦手なんですが、

これは絵だしまだかわいいキノコだから大丈夫…!

 

suimidori.hatenablog.jp

 

調べてみたら、どうやら日本でも有名なポルチーニ茸と、

あともう一つは名前忘れちゃいましたがこちらも食用のキノコでした。

知らなかったんですが、ポーランドポルチーニ茸が

めちゃくちゃ採れるそうですね。

送り主からの文章にもちゃんと「秋はキノコ採りに出かけますよ!」

というようなことが書かれていました。

筆記体が流麗すぎて読むのに少々時間がかかってしまった)

なんか『どうぶつの森』みたいな生活だなあ…。

調べる過程でキノコの画像を見すぎてぞみぞみしました。(方言)

 

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ドイツからヒナギクのカードが到着。日数は15日。

ヒナギクのドイツ語名である"Gänseblümchen"の解説と、

あと気温が27℃もあって暑い~ってことが書いてありました。

この手紙は9月7日に書かれたもので、それからおよそ一か月後である今日も

日本はまだ余裕でそのくらいの気温があるわけですが、

やっぱり気候がだいぶ違うのかな。

 

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ハンブルク駅と思われるサイバーな切手。

検索したらそれっぽい景色が出てきました。

日本の地下鉄駅は全体的に小汚いので、

海外・特に欧州の新しくてデザイナブルな駅に憧れます。

ロシアなんか特にすごいんですよね…。

 

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同日にロシアからも到着。こちらは14日かかって到着。

ドイツ並みにポスクロメンバーが多いロシアですが、

現在は航空便が不可とのことで私たちがやり取りできるのは受取のみ。

送付の方も早いうちに解禁されるといいですね。

 

写真の建物はカザン大学。

送り主はモスクワ在住の少年でした。

奔放な筆記で、モスクワ出身であることと

名前・年齢が簡潔に綴られていました。

日本のハガキもびっくりな極薄ポストカードでしたが、無事に届いて何より。

少年は齢16歳ながらギターを弾きこなし、

ダイビングに夢中だという超アクティブボーイでした。

キプロスに行くのが好きなんだとか。私よりも人生経験豊富やん。

歴史・医学など様々な分野に興味があるらしく、

その好奇心が活動に結びついているんだな…と。

惜しむらくはそれをハガキで語ってくれよ!ってことですけどね!

 

片隅に気温が『+10℃』と書かれていて、

氷点下前提の表記だな…と聞いただけで寒くなりました。

 

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おそらくは普通切手だと思うんですが、

ロシアの紋章入り切手がなかなかにかっちょいいです。

外形や消印のカラーもなんか独特。

 

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9月最後の受け取りはアメリカ・ミシガン州にお住まいのご婦人から。

ロバート・クシュナーという作家の美術作品のカードでした

どことなくオリエンタルな雰囲気を感じるのは、

琳派をはじめ日本の美術に影響を受けたからだとか。

日本宛に使ってるってことは送り主もその事をご存知なんでしょうね。

日本で個展を開いたことも過去にあったそうです。

 

20代の娘さんのお誕生日パーティーの準備中なんだとか。

欧米では特に誕生日とか記念日を何歳になっても

大事にしてる印象がありますね。

日本はそういうのいつの間にかやらなくなっちゃうからなあ…。

自分も誕生日になる度に「歳の割に落ち着きがない」だの

「垢抜けない」だの言われてばっかりです。

自覚はありますが、当日にそう言われるのは切ないものですね。

時勢的に人を集めてパーティーとかやりづらいでしょうから

パーティー文化が盛んな国の人々は寂しかろうなと思いました。

 

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切手は円形のお花切手。

太陽のホログラム切手といい、アメリカの切手は特殊仕様が多くて豪華だなあ。

いずれもFOREVER切手という料金据え置きの切手みたいですね。

日本にはない仕様です。

 

 

 

今月はここまで。

現在送っているハガキの中で、

なかなか驚きがありそうなレア地域があるので楽しみ。

秋も深まる頃なので、それを感じさせるお便りや

ハロウィン関連とかも届くと嬉しいですね。

また来月にまとめます。