みどりのながれ

日々のメモ

山陰旅行 2022.05

 

遅い更新になりましたが、ゴールデンウィークに母と二人で

山陰まで旅行に行ったのでその旅路をここに記録しておこうと思います。

今まで旅行会社企画の宿泊を伴うツアーとかには

親子で参加したことがあったんですが、

完全に自分で2人分のスケジュールを立てて旅程を計画するのは初めてで

だいぶドキドキしました。

全て計画通りにうまくいき、母にとってもいい思い出になったようで何より。

 

 

 

 

 

最初の目的地は島根県の松江。

岡山まで新幹線に乗り、そこから特急『やくも』で向かいました。

岡山への旅行で何度も『やくも』の姿を見かけてはいますが、

こうして乗り込むのは初めて。

山道が続くその様子から”ぐったりやくも”なんて揶揄されたりもしますが、

乗り心地はそんなに悪くなかったと私は思いました。

 

 

山陽線を走る黄色い電車。

私の地元には赤一色の列車がたくさん走っているんですが、

色が違うだけでなんでこんなにも特別感を感じるんでしょうね。

黄色一色ってかわいい。

 

 

松江に着く頃にはもうお昼。

偶然停まっていた特急『あめつち』の発車を見送り、

ひとまずホテルまで泊まりの荷物を預けに行きました。

 

 

あんまり時間がなかったので、お昼は松江駅内のラーメン屋さんで。

そのすぐ裏が次の目的地である由志園へと向かうバス乗り場になっていたので

ちょうどよかったです。

 

 

由志園の直通バスは無料。

利用客多いかなと見込んで早めに乗り場へ向かいましたが、そこそこでした。

松江駅から東へ向かい、海に浮かぶ大根島まで向かいます。

松江って、”江”とついてるだけあって入り組んだ面白い地形の街なんですね。

現地まで来て初めて知りました。

 

 

由志園は山陰に行くことがあったら絶対行こうと心に決めていた場所でした。

コロナ禍などで2年ほど計画が延びてしまいましたが、

こうして訪れることができて満足です。

 

 

この時期はなんといっても池を埋め尽くす圧倒的な量の『池泉牡丹』が美しい!

これが見たかったんです!

視覚的にも圧巻ですが、

行ってみて初めて気付いたのはその場に漂う牡丹のいい香り。

マスク越しにも分かるほどでした。

 

 

『池泉牡丹』は併設の食事処やカフェからも見える位置にあり、

食事や軽食を楽しみながら堪能することもできるみたいです。

ただ、この時期は施設一番の客足ピークシーズンなので、

飲食しようと思うと多少待ち時間が発生しそうではありますね。

 

 

牡丹も素晴らしいんですが、管理された木々と新緑の緑も素晴らしい。

水辺の爽やかさや木漏れ日の美しさも合わせて楽しませていただきました。

 

 

施設に植わっている色とりどりの牡丹の花は

ややピーク過ぎといった印象でした。

『池泉牡丹』含め、ゴールデンウィーク前半が一番いい状態だったかも。

 

 

散策道の途中にあったお座敷のメニュー表はこんな感じ。豪華ですね。

ちなみにこの近辺は朝鮮から伝わった高麗人参を生産していたという

歴史があり、それを紹介する資料館も併設されていました。

人参を使ったエキスや化粧品も販売されていましたよ。

 

 

 

 

松江駅前まで思いのほか早く戻ってこれたので、

予定には組み込んでなかったんですが松江城まで行くことにしました。

名古屋でいうメーグルみたいな観光客向けのループバスがあったので、

行きはそれを使用。お城のふもとまであっという間でした。

 

 

ふもとの広場にはおおきなヒトツバタゴの木が。

ちょうど満開でした。

 

 

松江城現存天守のうちのひとつということで、国宝に指定されています。

国宝指定の城というと馴染みがあるのは犬山城なんですが、

あそこは建物に入るのも一苦労だった記憶が。

松江城はそれよりも規模が大きく広く、階層も見かけ以上に多かったです。

 

 

いずれも急階段で昇り降りしてる間に足が棒になりましたが

今回の旅で寄れて本当によかったです。

天守から見えるのは宍道湖

海・川・湖と水が豊富な松江の街。

ゆったりしてるけど、ほどよく発展してていい所だなと思いました。

都会の喧騒を忘れるとはまさにこのこと。

日本海側なので冬は少し厳しそうですが…)

 

松江神社で御朱印を賜った後、徒歩でホテルまで帰ったんですが、

想像以上に距離があって疲れました…。

日没には間に合ったし、

街並みとかゆっくり見られたのでそこはよかったんですけどね。

 

いつも自分一人だと飾り気のないビジネスホテルとかに泊まりがちですが、

今回は母も一緒ということでちょっとお高めのシティホテル。

朝食もおいしかったですし、よく眠れて満足でした。

 

 

 

 

2日目は松江から特急『まつかぜ』に乗って鳥取へ。

山陰線は大山と日本海が楽しめて実に風光明媚。

 

 

松江で特急の到着待ちをしてる間に、

出雲へ向かうサンライズを反対側のホームで見ることができました。

中部に住んでるとなかなか利用しづらい寝台列車サンライズ

ですが、一度乗ってみたい車両です。

 

 

鳥取駅はなんと自動改札がなく、駅員さんによる手動改札でした。

未だにそんな場所があるとは!と写真撮影をする母。

四国とかまだそういう駅残ってるだろうなとは思ってましたが、

私もちょっとだけ驚きました。

 

 

鳥取駅前からループバスに乗り鳥取砂丘へ。

鳥取を観光するとなったらまずはここでしょう!

私も母も砂丘は初体験でした。

 

 

前日の地方ニュースにあったとおり、この日の人出はかなりのもの。

ラクダ乗り体験にも長蛇の列ができていました。

(あまりに人が多いので写真撮影のみだった様子)

 

 

前日は夕方上着が欲しくなる涼しさでしたが、

この日はかなり気温が高くなり雲ひとつない青空に。

砂丘の砂も焼けるほどではないですが、

長時間いたら日焼けしてしまうような気候でした。

 

 

一番高い『馬の背』から日本海を見下ろす図。

丘を駆け下りて波打ち際まで行きたい気もありましたが、

体力的に戻ってこれない予感がしたので断念。

太平洋側とはまた違った海の青さと波の高さがある気がします。

 

 

オアシスも見て来たんですが、夏場は消えてしまうんだとか。

ロクヨンのゲーム『がんばれゴエモン ネオ桃山幕府のおどり』に

鳥取砂丘が登場した際にもオアシスがあったのを覚えてるんですが、

あれは夏ではなかったということですね?

(サスケの電池…なんでそんな場所に…)

 

 

空と海の青、そしてきめ細かい砂の色が調和して

素敵な景色を生み出していました。

テレビや写真で見る機会は多かった鳥取砂丘

実際に行ってみてそのスケール感や空気感を味わうことができました。

あと靴に残る砂粒や、家に帰っても消えない足元の砂っぽさも。

やっぱり何でも実際に行って体感してみるものですね〜。

 

 

砂丘のすぐ近くにある『砂の美術館』にも行ってきました。

テーマに沿って作られた大掛かりな砂像を見ることができる

鳥取砂丘と合わせて注目のスポットなんですが…。

 

 

残念ながらこの時期は展示替え。

前回のチェコスロバキアの砂像展示が終わり、

次のエジプトへ向けて鋭意製作中とのことでした。

残念でしたがこれは仕方ないですね。

 

代わりに歴代の作品のパネル展示が行われていたのでそちらを拝見。

ちなみにパネルの奥にQRコードがあるのがわかりますか…?

あれも砂でできてました。(すごい技術…)

砂像のディテールは毎度細かいので、

私も母もてっきり砂に糊を混ぜているのだと思っていたんですが

なんと水しか使ってないそうです。謎の技術。

 

 

美術館屋上に先行展示の砂像があったので

それはしっかりと拝見してきました!

 

エジプト編見たかったな…。

今年7月頃公開とのことなので、完成間近ってところだと思います。

ちなみに母は見られなかったのがよっぽど残念だったのか

秋に一人で見に行く計画を立ててました。

すまん。私が由志園の牡丹を優先させたばっかりに。

 

 

砂の美術館のすぐ近くには、ポケモン柄のマンホール『ポケふた』も。

鳥取は各自治体に一枚ずつ。これは鳥取市のものです。

いずれの自治体もサンドが主人公。

砂丘で有名な鳥取県ですもんね。

 

 

ポケモンGO』のギフトも受け取ってきました。

お世話になってるフレンドさんにプレゼント済み。

先日のコミュニティデイ(サンド)のステッカーとの合わせ技が完璧!

 

ポケふた、東海ももうちょっと増えて欲しいです…。

先日ようやく三重にミジュマルが設置されましたが、

欲を言えば岐阜か愛知に…!

 

実は以前自治体と株ポケ双方に要望を送ったりしたんですが、

自治体ごとの方針とか連携とか難しいのかな…。

ポケモンの総数が1000匹とかになってからでいいんで、

ずっと待ちたいと思います。(切実)

 

【追記】

この記事を書いているまさに今、

愛知県豊橋市にポケふたが設置されると情報が入りました!

待望の県内ポケふた!

アクセスもしやすそうな場所っぽいので、

設置されたらすぐに見に行こうと思います!

 

ピクミンブルームを起動して、地元ではなかなか拾えなさそうな

『砂浜』の苗を確保することに成功しました。

デコピクミンになるまでどれくらいかかるか分かりませんが、

地道に育てて行く予定です。いいお土産になりました。

 

 

砂丘から鳥取駅に戻った後、

鳥取大丸で行われていたmtのイベントにさくっと寄って

鳥取限定のマステを購入しました。

藤も因幡の白兎もかわいいんですが、なんといってもラクダ柄ですよ!

 

 

帰路。鳥取からは『スーパーはくと』に乗り、山道を縦断。

姫路で新幹線に乗り換えて、地元まで帰ってきました。

 

 

姫路で乗り換え待ちしている間にラティアスのレイドに参加。

なんと運よく色違いをゲットすることができました。

これもまたいいお土産に。

 

 

お土産といえば、今回はあまり大量には買って帰りませんでした。

名物系は柚餅子と若草の小さい箱をそれぞれ買い、

あとはポスクロ用に特急やくも、由志園の牡丹、鳥取砂丘

ポストカードを買ったくらいかな。

欲を言えば、もう少しじっくり土産屋を見て回る時間があればよかったかも。

 

初めての山陰旅行だったのでベタな場所しか回らなかったんですが、

それでも充分に楽しかったのでよかったです。

砂の美術館が展示替え期間だったことが唯一の残念要素でしたが、

逆に夏季だとじりじり熱くて砂丘に足を踏み入れることが

できなかったと思うので、

その点では季節・気候的にもちょうどよかったんじゃないかなと思いました。

雨にも降られなかったですし。

 

2年ほど続いたコロナ禍もなんとなく終わりが見えているような兆しがあるので

今年はあと何回か遠出をしたい気分ですね。

山陰同様計画倒れになっていたあそことあそこと…。

期待だけは膨らみます。

 

 

 

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