みどりのながれ

日々のメモ

スクエニカフェ クロノクロスRDコラボ

 

私の思い出のゲームは、ポケモンの他に『サガフロンティア』など

スクエニ系のRPGが多いのですが、

先日現行ハードでリマスターが配信された『クロノクロス』も

その内の一つだったりします。

1999年にPSソフトとして発売されて以来移植らしい移植がなかった作品ですが、

幅広い機種にリマスターを実現していただいて感無量。

思い出の作品を再び遊び直すことができました。

 

…で、今回はリマスター記念としてスクエニカフェで行われた

クロノクロスRD』コラボに行ってきた記録を。

東京・秋葉原に店舗があるのですが、期間内に2度行くことができました。

1度だけじゃ満足できなかった…!

 

 

 

店内はクロノクロスの世界観一色で、

結城先生の各イラストが展示されているほか

モニターでゲーム映像が流れていたり店内のBGMもゲームサントラだったりと、

五感でクロノクロスを味わうことができる空間。

 

 

おひとりさま席の前にもイラストボードがあるのが贅沢。

写真撮りたい人が来たらどかないと…

と、ちょっとプレッシャーになりましたが。

 

 

各イラストにタイトルがあることに、ここへ来て初めて知りました。

リマスター版イメージイラストは『夏の呼び声』。

 

 

これらのイラストは攻略本の各チャプターの扉絵に

使われていたりしていましたが、

せっかくCGとは別のベクトルで世界観が伝わるイラストなのに

全然それ以外の場所で使われることがなくて惜しいなと思っていました。

サガフロアイキャッチみたいな使い方ができたらよかったのにな。

今回グッズになっていたり、

大きなパネルで拝見できたのでそれはよかったんですけどね。

できれば発売当時にそういった機会があれば…。

 

 

リマスター版2枚目の描きおろし『されど我らが夢の日々よ』。

このイラストってこんなタイトルだったんですね…。

クロノクロスは『夢』という単語が頻出するゲームですが、

ここにも絡めていたとは…。

 

 

見逃しやすいポイント(お手洗いへ向かう通路沿い)にあったので

来店したのに見てないまま退店した人が多そうなサインボード。

加藤ディレクター、イラストレーターの結城先生、

コンポーザーの光田さん(で合ってます?)の3名のサインが書かれていました。

 

 

リマスター記念に発売されたアナログレコード。

この時はまだ発売前だったので先行公開という形での展示でした。

リマスターで追加された数曲も収録されています。

レコード…流行りなのは知ってるんですが、

自分としてはCDでもほしかったかも。

再生できる環境が家にないんですよね…。

ゲームのプレイヤーの世代的にもこれ刺さるのか?っていう

気持ちだったんですが、購入された方いらっしゃいます?

Twitterでもそんな話聞かなかったのが心配。

 

と思って検索かけたら意外と購入した人いて驚きました。

私が離れ小島なだけだったか…!

中にはクロノクロスのレコードのためにプレーヤーを購入した人もいて、熱量がすごい。

私、まだまだでした。

 

 

 

 

ここからはフードメニューの話。

コラボカフェのメニューはこちらの端末から注文します。

この手の場所ってメニュー名とかも作品にちなんで

凝っていることが多くて覚えづらかったり、

なんか口に出すのがちょっと恥ずかしい…みたいなのは

あるあるだと思うんですが、

この方法だとそういった問題がクリアされていい感じ。

そして何より注文記録が店側も客側も

確認しやすかったりすると思うのでよい機械化。

 

自分のお腹の都合で味わえなかったメニューもあるのですが、

ほぼ制覇してきたのでそれぞれちょっとした感想をば。

 

 

エレメントドリンク(黄属性)

プレートのエレメントは『ライトニング』。

 

一番先に紹介しておいてナンですけど、

6種類の中で特に飲みやすかったのがこれ。

ミックスジュースをベースにマンゴーの果肉がプラスされ、

比較的どの料理とも相性がいいのがマル。

 

ドリンクメニューにはそれぞれコースターが1枚付属するんですが、

コレクション目当てに複数注文するにあたって

炭酸やクリームなどボリュームが多いとつらいんですが、

その点でもそこそこ優秀。

 

 

エレメントドリンク(緑属性)

エレメントは『イーグルアイ』。

 

緑の中からこれが選ばれるのって、

ファンとしては「分かってる!」と反応するところでしょうか。

ゲームでは序盤から使える上にめちゃくちゃ強い補助なので、

がっつりお世話になったプレイヤーは多いはず。

 

氷+氷で冷えっ冷えな上、炭酸入りなのでちょっとお腹にたまる。

パイン風味なのもあって緑と言いつつ若干黄色要素多め。

 

 

エレメントドリンク(黒属性)

エレメントは上位攻撃魔法の『ブラックホール』。

 

リマスター版で唯一全滅したポイントがあるんですが、

それがステイジーブラックホールだったので、それが脳裏に浮かびましたね…。

即死の追加効果(20%)を3人とも食らうってなんなの?

 

エレメントドリンクの中ではクリーム&求肥で一番重たいと思われる一品。

ブラックホールだけに。

そしてコーヒー味が地味に他の料理と合わず、

個人的には一番ドリンク類の中で苦しかったです。

『ポケまぜ』でコーヒー氷とホイップのギミックを

ひたすら消してるみたいな…。(誰にも伝わらない例え)

 

 

エレメントドリンク(青属性)

プレートのエレメントは『アイスランス』。

補助回復と充実している青の中でそれを選ぶとはなんとマニアックな。

 

グレープフルーツ風味にミントシロップと、好き嫌いが分かれそうな配合。

ノンアルカクテルって感じですね。

炭酸は入ってないので味が平気な人はこれが一番飲みやすいって言うかも。

色が綺麗なので写真映えします。

 

 

エレメントドリンク(白属性)

エレメントは回復技の『リカバー』。

 

これもまた黒と同じく、クリームとタピオカがあるので重め。

カルピスをミルクで薄めに割った…って感じの風味です。

黒の求肥もなんですが、飲む際に工夫しないと

氷の間にタピオカが入り込んで回収不可能になってしまう罠あり。

私は失敗してしばらく水分の少ない状態で

タピオカを吸おうとズルズル音立ててました。

周囲の方すみません…。

 

 

エレメントドリンク(赤属性)

プレートのエレメントは『ファイアボール』。

 

クランベリーソーダジンジャーエールという組み合わせで

底のブルージュレがアクセント。

これも黄と同じくらいクセなく飲みやすかったです。色もきれい。

 

 

続いてはフードメニュー。

ドリンクがコースターだったのに対して、

フードの方はランチョンマット(という体の厚手の紙)が付属します。

 

『スカール仕立てのゾウイカスミパスタ』はこう見えてトマトソースがベース。

周囲の紫のものはキャベツのラペでした。

フードメニューの中では一番ボリュームが多いと思われるもので、

私はこれ一つでだいぶお腹いっぱいになりました…。

ゲーム中でも特に印象的な食べ物の一つだったので、

こうして味わうことができて大満足。

コラボカフェの醍醐味ですよね。

 

 

『マスター特製の栄養満点ヘケランスープ』。

ゲームの中でも印象的だった料理その2。

提供された状態から骨が乗っかっているという、飲食店として珍しすぎる一品。

盛り付けのためだけの骨、どういう業者がどういう状態で卸してるんでしょう…。

そんな商売ってあるんだ感。(考えるな)

 

ソーセージ等も入り具だくさんでおいしかったんですが、

ちょっと具材のチルド感は拭えなかったかな…といった印象。

ゾウイカスミのパスタの次に食べたのもあって、

私においしく食べるだけの力がなかったのかもしれません…。

少食はこういう時に損だとはっきり言えます。本当に。

 

 

『グレンの大好物 蛇骨まんじゅう』。

これまたゲーム中で目立っていたので

メニュー公開前に「絶対あるだろ!」と囁かれていたもの。

やっぱりありました!

 

パッと見グロテスクな色してますが、中身は普通の肉まんです。

(とあるモンスターの皮を使っているという設定のため)

おやつ的な甘いまんじゅうの方を想像していたプレイヤーも多く、

意表を突かれた人も多かったんだとか。

 

 

まんじゅうの脇にはひっそりと『虹色の貝殻』が隠れています。

これもまた原作再現でファンには嬉しい要素。

 

 

『山盛りきのこ♪ キノコのきのこアヒージョ』。

メニュー発表前に

「キノコがパーティに加入する時のキノコ鍋がメニューにあったらどうしよう」

みたいなツイートをしていたんですが、

なんと的中してしまいました…。

 

 

アッツアツの状態で提供されるのでやけど注意でした。

安定感あるメニューで美味しいんですが、

自分はこの時ちょうど黒属性のエレメントドリンクを飲んでいて

ニンニクの風味とコーヒーというあべこべな食べ合わせになって

腹の中がおかしくなるかと思いました。

 

マヨネーズでキノコを立たせてあるのがなんか笑っちゃう。

原作と違ってキノコ怪人と化したりしないのでそこは安心。

 

 

『凍てついた炎のドルチェプレート』。

デザートメニューということで「これはラストに注文するぞ!」と思っていたら

思いのほか他のメニューで時間が押してギリギリの注文になってしまいました。

 

ゲーム終盤にようやく対面できる『凍てついた炎』を

デザートメニューに持ってくるというのはよくできた戦略。

やるなあスクエニカフェ。

 

 

フランボワーズのムース、

『時のたまご』をモチーフにしたアーモンドドラジェ、

フレーズ(苺)のガナッシュという盛り合わせ。

ガナッシュが意味するものは何なの?

ってツッコミがTwitter上で上がっていましたが…。

 

 

終盤に明かされる例の人物の名前にかけているとのことでした。

分かるかんなもん。

 

 

グッズや特典関係。

まずはフードメニューでもらえる紙…もといランチョンマットを。

 

 

『されど我らが夢の日々よ』の絵柄のもの。

まるでこのために描き下ろしたかのようなサイズバランスがグッド。

一番欲しい絵柄はこれかなと思っていたので嬉しかったです。

 

 

CGのセルジュ・キッド・ヤマネコ。

この美麗すぎないPS当時のようなCGが、かえってクロノクロスらしくて好き。

シナリオ中に時々挟まるムービーもこんなタッチでした。

 

 

まとめての画像で失礼。

3枚連作のものが無事揃ったのもよかった。

仲間キャラクター全員いるはずです。

 

 

立ち絵は全てリマスターにあたってブラッシュアップされたもの。

これによってだいぶ印象が変わるキャラクターもいましたね。

 

『風の呼び声』のものだけ手に入りませんでしたが、

2度しかお店に足を運べなかったので仕方ないですね。

むしろ被ったのが1枚だけだったのが奇跡的。

 

 

ドリンクメニュー特典のコースターはこんな感じ。

けっこう被りましたが、

絶対欲しい!というものはなかったためこれでよし。

背景に選ばれている場所はキャラクターゆかりの場所であることが

多いですが、アルフだけゼルベスなのが謎。

テルミナとかじゃないんだ。

 

 

ポストカードセット。

結城先生のイラストを中心に様々。

かなり厚手の紙でしっかりとしたつくりなのが嬉しいです。

勿体なくて使えないけど。

 

「ずっと、おぼえてるよ」のシーン(ゲーム画面)があるのがなんかいい。

星の塔のやつはゲームの攻略本の表紙とか、

オリジナル版のパッケージに使われてましたっけ。

今思い出すとすげえネタバレ。

 

 

エレメントドリンクを注文すると、

このカードにスタンプを捺してもらう事ができました。

ちゃんとスタンプ欄が”あの順番”になってるんですよ。芸が細かい。

ドリンクの注文は順不同でOK!と

コラボサイトにわざわざ書かれていたのも面白かったですね。

 

 

無事一枚コンプできましたが、欲を言えばもっと通いたかったですね。

ツマルまんとか結局味わえなかったし。

ちなみに、カンバッジは2度とも運悪く私が店に向かってる最中に完売という

タイミングの悪さ。少しでいいから手に取ってみたかった…!

お店のサンプルで拝見しましたが、

思ったより大ぶりでキラキラの加工でしたね!

 

 

コラボ期間中の店長役は星の子だったみたいです。

マスコット的なキャラを選ぼうとするとそうなるのか。

異星人に店を任せるというのはなかなかに面白いような…。

 

 

まだネットすらろくに使いこなせなかった時代に

自分や家族のまわりだけで盛り上がっていたゲーム作品を

こうしてSNSやブログを通じて共有でき、

さらにはコラボカフェまで開かれるという生きててよかった!案件。

本当に幸せでした。

 

私にもし時空を飛べる力があったなら、

幼い自分にこの吉報を伝えたくなってしまいます。

リマスターされたゲームそのものもそうなんですが、

コラボカフェの企画・運営等に携わった方々に最大限の感謝を。

 

感染対策などで大変な状況の中ではありましたが、

足を運んでよかった。満足できました。

 

 

 

https://www.jp.square-enix.com/cafe/tokyo/pc/collabo/index.php?id=cronocross_collabo

参考:スクエニカフェのクロノクロスコラボページ

 

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