みどりのながれ

日々のメモ

無双の刀剣展 in岡崎

イメージ 1


イメージ 2


今月16日に岡崎まで無双の刀剣展を見に行ってきました。

稚拙ながら、自分の思い出アルバム的な目的でレポートでも。

岡崎は片道30分ちょいで行ける距離で、近場で開催してくれて嬉しい限り。

会場は2か所に分かれていて、岡崎城内と家康館で展示されているもよう。


イメージ 3


まずはチケットを買い岡崎城内へ。

意外にも岡崎城内に入るのはこれが初。

常設の物も今回一緒に見てきました。

上の画像は槍と薙刀。いろんな形がありますね。


イメージ 4

イメージ 5


鎧兜などもありました。

上の画像の右の兜には、左右に葵のデザインがあり、いかにも徳川のものといったところ。


イメージ 6


イメージ 7


で、無双の展示もありました!

まず最初に目に飛び込んできたのは、蘭丸の大きな太刀。

すごい迫力。すごい長さです。


イメージ 8


イメージ 9


刀身には銘が入っていました。

”四”と表記するのがどうやらよくないらしく、”平成十二二”年と切られているのがおもしろい。


イメージ 10


イメージ 11


イメージ 12


イメージ 13


利家のゾーンには、刀とその拵の展示が。

関の孫六というとウチの包丁にも同じ名前が書かれていたような…?

それなりに良いものを使っているということなんでしょうか…。


イメージ 14


孫市ゾーンには銃が飾られていましたが、これに関しては撮影禁止。

その上のパネルだけ撮ってきました。


イメージ 15


イメージ 16


イメージ 17


清正ゾーンには、ゲーム内の武器を再現したものが展示されてました。

あの死神の鎌のような派手な武器は片鎌槍という名称なのですが、

実際に作ろうと思うとやはりあれほど大きいものは難しいようで。

とはいえ刀身の十字の美しさはそれはもう見事。

柄の色合いが二次元の武器感満載でちょっとシュールでしたがw


イメージ 18

イメージ 19


武器展示のない武将たちは壁面を覆う形でパネル展示。

たまたま城に観光にきていたおばさん方やおじいさんがギョッとしてましたwww

無理もない。


イメージ 20


天守にのぼったら心地よい春風が吹いててとても気持ちよかったです。

岡崎公園一帯は桜の名所としても有名なのですが、

今年はもうすっかり散ってしまって、この日は薄曇りの空のもと青々とした葉桜が見下ろせる状態でした。

これもまたよし。


イメージ 21


城を後にして、次は家康館へ。

途中公園内で何匹かのにゃんこに遭遇。

だいぶ人馴れしている様子でしたが触らせてはもらえませんでした。(´・ω・`)


イメージ 22

イメージ 23


家康館前の様子。

真田兄弟のポップと、超特大のパネルが迫力あります。

館のすぐ前では、葵武将隊の数名がファンの相手をしてらっしゃいました。

名古屋城おもてなし武将隊を見に行った日々が懐かしい。


イメージ 24


家康館に入ったらすぐ、特別展の展示がありました。

光秀様のパネルは久秀と一緒にここにw

娘とじゃないのか。


イメージ 25

イメージ 26


無双キャラに関係あるもの以外の展示もあり、それがまた粒ぞろいでした!

上の画像は村正の三角槍。

すごく美しい形してます…。


イメージ 27

イメージ 28

イメージ 29


その隣には、幸村の十文字槍が!

これはゲーム内の物そっくり…!

十文字槍のつくり方は、現代においては失われてしまったらしく、

これを作るにあたっても刀匠たちの間で研究会が開催されたとか。


イメージ 30

イメージ 31

イメージ 32


信之お兄ちゃんの武器の展示も。

これも今回の企画で作られたものですが、本当に刀身が綺麗。

一般的な反りのある刀身ももちろん好きですが、こういうまっすぐなのも美しいなあ。

ゲーム中では仕込み刀のような、刀身が出たり引っ込んだりする仕掛けがありますが、

そういうのを作ると法に触れるので作れなかったとのこと。


イメージ 33

イメージ 34

イメージ 35


蜻蛉切の写しもありました。

本物の蜻蛉切の展示がこの間どこかであって、

それを見たフォロワーさんが彫物や刀身の溝が美しかったと言ってたんですが

それがなんとなくわかりました。

買ってきた図録によると、この写しは本物から型を取って、初めて本格的に作られたものなんだとか。

それをこの機会に見ることができてよかったです。


イメージ 36


コラボ作品の方も、写しの刀身を使って再現されていました。

さすがにゲーム内のようなあんな馬鹿デカい刃は再現不可能か…w

鏡が置いてあるのは、刀身の裏側の彫りも見てもらおう、というもの。


イメージ 37


本多家の隣には新キャラ・井伊直政の展示が。

ひこにゃんが身に着けていることでも有名な、赤備えの有名な鎧が展示されていたんですが、

こちらについては撮影禁止。

目に焼き付けておきました。

兜の角状の金色の部分がめっちゃ重そうでした。 被ったら首の骨ゆがみそう。


イメージ 38

イメージ 39


兼さん!!

信玄公のゾーンになぜか兼定の刀が飾られていました。

年代的にこれは…ノサダなのか? どうなのか?


イメージ 40


毛利ゾーン。

細工の施された豪華な陣笠などがありましたが、確か撮影禁止だったっけな。

それか、ちょうど人がいて後回しにしていて撮りそびれたか。

画像がこれしか残ってない…。


イメージ 41

イメージ 42


その隣の慶次ゾーンには、コラボ作品の二又矛が。

虎柄の布が二次元の武器感を一気に醸し出していてちょっとシュール…w

ゲームのものと刀身の形が違いますが、清正のと同じく製法がなく再現には至らなかったとのこと。

中でもそれに近い、実在する槍をモチーフにこの刀身が作られたそうですがこれもまた見事。

鉤爪のような部分は、馬上の敵を引っかけて落としたりするためにあったそうな。


イメージ 43

イメージ 44

イメージ 45

イメージ 46


これで終わりかな?と思ったら、他の展示室にも続きがあるようでした。

通路には岡崎城内と同じくキャラのパネルが。


イメージ 47

イメージ 48

イメージ 49


最後の部屋には家康ゾーン。

開催地的には主役ですね。

収蔵品の中からも公開されているのか、家康の肖像(撮影禁止)があったりと他よりちょっと充実。

名刀『猪切』もありました。

私でも名前聞いたことがあるくらいのメジャーどころなんですが、まさか写真撮れるとは。

槍の『蜻蛉切』とは同じ刀工によるもの。つまりは兄弟ですね。

刀派に『村正』があることを考えると、刀剣乱舞にもそのうち実装くるのかしら…。


イメージ 50

イメージ 51


綾御前の大薙刀

写真だとサイズ感が分かりづらいですが、すごく大きい!

薙刀というと女性の武器のイメージが強いですが、元々はこういう無骨なもので、

小型化してそう扱われるようになったのは近代になってからだとか。

弁慶の岩融とかも迫力満点だったのかな。

今回のコラボ武器は大きなサイズでの再現。

刀身も美しいですが、柄の部分の模様がまたいいですねこれ…。


イメージ 52

イメージ 53

イメージ 54

イメージ 55


三成ゾーン。

飾られてるのはゲーム内の武器をイメージした鉄扇でした!これがすごく大きい!

でも、ゲーム中のサイズを再現しようとするとこうなるんですよね。

閉じればさながら棍棒みたいな状態になって武器としても機能する…ということでしょうか。

なかなか、ゲームの武器(しかも鉄扇)をこうしてできるだけ忠実に

リアル世界に再現しようなんていう本気でバカやるような企画(褒めてます)ないでしょうから

この機会に見れてよかったと本当に思いました。

このスケール感は実際に足を運ばなければ感じられなかったなあ…と後になってしみじみ。


イメージ 56

イメージ 57


その隣には織田ゾーン。

蘭丸君はコラボ武器があるので、ここには信長と濃姫の二人だけですね。

刀と拵、そして薙刀が飾られていました。

素晴らしい古刀。

にわかにも分かるほど美しい目の乱れに引き込まれました。

皆焼…ではないよな?

こういう雰囲気の刀が信長は好きだったんですかね。

藤原氏房とありますが、信長にゆかりのある刀工かな?

今度調べておきましょう。


イメージ 58


イメージ 59

イメージ 60


吉継の采配。

信之のところでも触れたとおり、仕込の武器を作るのは法に触れるので、刃は作られず本体部分のみ。

刀剣展、とはありますが、こういう柄・金具なども大事な要素。

それぞれに職人さんがいて、そういった方々の技術で仕上げられた作品です。


イメージ 61

イメージ 62


島津の二人のところには大筒。

こういうのもいいですね!

名古屋城には、もっと大きな銃が飾られてた覚えがあるんですが、年代とかで大きく変わってくるのかな。


イメージ 63

イメージ 64

イメージ 65


二つ目の展示場を出た先にもまだまだありました。

ガラシャのところには少し変わったデザインの大筒が。

桜の花びらと梵字…?

紫と金という配色もなんだか前衛的です。興味深い一品でした。


イメージ 66

イメージ 67


ちょっと写真がぶれてしまった。

柳生拵はこんな水玉模様らしいです。これもなんだか前衛的なデザイン。

下緒の色が鞘や柄糸の色とよく合っていて、うーん、いいですね。


イメージ 68

イメージ 69

イメージ 70


小次郎のところには、一文字の刀。

鎌倉時代の貴重な一品ですね。市が所蔵してるのか…。


イメージ 71

イメージ 72

イメージ 73


剣豪つながりで隣には武蔵。

説明書にもありますが、柄頭の形がなんともすごい…。

あれだけで凶器になりそうです。




…と、こんな感じで終了でした!

思っていた以上にボリュームたっぷりで、なおかつゲームとはちょっと離れた品の展示もあったので

満足感はたっぷりでした!

足を運んでよかったです。やはり気になるものは行ってみなければですね。


イメージ 74

イメージ 75

イメージ 76


図録ほか、グッズもいくつか買ってきました。

キティコラボはガラシャちゃんの絵柄が好きなんですが、

アクリルキーホルダーの方は売り切れ。代わりに吉継デザインのものを買ってきました。