みどりのながれ

日々のメモ

福岡遠征 2015/5 二日目 その3

お目当ての日本号は『企画展示室』の中にありました。


https://www.youtube.com/watch?v=KdiPZQfPQOg (参考動画)


刀身を上に、斜めに展示されていて、まず遠目に見てもカッコいい…。

螺鈿(らでん)で装飾された柄と鞘は虹色に輝いて光り、

刀身の倶利伽羅竜は非の打ちどころがない見事な彫り。

彫られていない部分の刀身もすっとまっすぐに溝が伸び、なにより彫られた部分とのバランスが絶妙。

どこを見ても美しい槍でした…。

これが戦の道具であることを忘れそうになるほどです。


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黒田節に歌われている内容など、日本号を所持した人の話は伝わっていますが、

誰の手によってこの美しい槍が作られたかというのはよくわかっていないそう。

その点なども含めて、ゲームではどうキャラクター化されるんでしょうね?

そろそろ何かしらの情報がきそうなので、ドキドキしています…。



他の展示も見て回りたかったのですが、日本号にうっとりしていたところで閉館アナウンス。

帰りがけにミュージアムショップで図録と、日本号のクリアファイルと

日光一文字のポストカードを買って帰りました…w

日光一文字もへし切長谷部と同じく国宝なので展示期間が限られています。

たしか2月ごろだったかな…?

写真で見たところ、こちらも見事な太刀のようで。一度機会があればこの目で見てみたいものです。

とうらぶでの実装はまだありませんが、『今後実装されそうな刀剣』には上がっているのでは。

いろいろ楽しみですね。



なお、この日は『福岡ミュージアムウィーク』という催しで、

通常かかる入場料がなんと無料となっていました。

いや!200円くらい全然出しますよ!むしろ出させて!とは思っていたんですが…w

http://f-museum.city.fukuoka.lg.jp/museumweek

期間はもう終わってしまったようですが、いいタイミングだったんですね。



市博を出るともう日がかなり傾いていました。

今度、冬の寒い頃また最推しの刀剣を見にここに来れるといいなぁ……。



再びバスに乗り、天神駅へ。

中島さんにアニメイトの長谷部パネルまで案内したあと、そこで解散しました。

本当にどうもありがとうございました!

少しでしたが、ご一緒できて楽しかったです。



ちなみに長谷部パネルへ行く道、完全に記憶していて我ながらキモいな…って自分にドン引きしてました。

「バス降りるのたぶん天神西より天神コア前の方がいいです!」

「地下街から行くと早いです!」「エスカレーターのぼったらすぐですよ!」(非地元民)





中島さんと別れた後、私は地下鉄に乗って博多駅へ。

時刻は18時まわったところ。

19時台にはここを発たないと、帰宅時間が恐ろしいことになるのでちょっと時間との闘い。

帰りの新幹線のチケット、その中で食べる駅弁、

マイングで家や職場の人へのお土産を見繕い、そして…。


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初日の朝取り置きしてもらっていたへし切バウムを迎えに行ってあげました。

うーん、すごく荷物が重い…!



結局、新幹線に乗り込んだのは19時半まわったところ。

駅弁を食べ終わると強烈な眠気がやってきて…かなり長い間爆睡かましてました。

一度新神戸で目をさまし、まだまだ時間かかりそうだな…と目を閉じると。

「終点ですよ」

親切なご老人の声で飛び起きました。

名古屋までずっと寝てたみたいです。 名古屋が終点で本当によかった…。



家にたどり着いたのは、日付が変わるちょっと前くらいでした。

やっぱり福岡からだといくらのぞみでもそれくらいかかってしまうものなんですね…。

およそ4時間くらいでしょうか。

ちなみに今回行きはバス、帰りは新幹線と交通手段が違ったわけですが、料金の差もけっこうありました。

行きのバスは名古屋駅発、博多駅まで9700円。帰りの新幹線は17720円。

約8000円の差があります。

これだけ金額差があると、やはり行きだけでもバスの方がいいかな、と思いますね…。

もしまた行く機会があったらよく覚えておきましょう。





ここからは戦利品紹介のターン。


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まずはお菓子類から。

定番の『博多通りもん』。

10個入りで1080円です。

自宅へのおみやげとして買ってきたんですが、母がたいそう気に入っていたので

もうちょっと多い箱を買ってくればよかった。

物産展でもない限り、こっちじゃ手に入らないだろうなあ。


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『銘菓 雪うさぎ』(432円)と『抹茶鶴の子』(367円)。

どちらもマシュマロの中に餡が入ったお菓子です。

雪うさぎはかわいらしい兎の形をしています。

こちらは職場の人へのおみやげ。

抹茶鶴の子には九州の茶の産地で有名な八女のお茶が使われています。

こっちは自分用。


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そしてこれが…へし切バウムこと『藩祖官兵衛ロングバームクーヘン』です。

値段は972円。

この商品用に特別にあつらえたと思われる、最先端素材びにいるの刀袋に入れてもらえて、

なんだかその姿がシュール。


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近くにあった3DSで大きさ比較。

60cmくらいはあるかな…? 結構存在感あります。


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圧し切る!

外箱はこうして二重になっていて、まるで抜刀するように開けることができます。

刀身も、本物のへし切長谷部をよく模した刀文なんですよ。

で、刀の先を開くと…。


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本体である長いチョコ味のバウムクーヘンが取り出せるわけです。

これが本当に長い。


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そのままでもなかなかに美味ですが、

適当なサイズに圧し切って、軽くオーブンで温めるのがおいしいと思いました。

この旅行当時は品薄かもという話でしたが、

江雪左文字の展示に合わせてキューハクにたくさん置かれたり、

とうらぶのオンリーイベントで出張販売があったりと、まだまだたくさん数がある様子。

6月7日の大阪のオンリーイベントでも販売があるそうで、

現地へ買いに行けない人にも手に入れられる機会がありそうですね。

よきかなよきかな。

……食べ物関係はこれで終わりかな…?


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戦国大名展の図録。2200円でした。

タイトルの部分が金の箔押しになっていて豪華なつくり。

今回展示された品のビジュアルはもちろん、詳しい解説やコラムなど読みごたえ抜群の一冊です。


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そうそう、図録といえばあとこれです。

市博で黒田家所蔵の刀剣の図録『黒田家の甲冑と刀剣』(1496円)を買ってきました。

通販対応もサイトでしてくださってるのを知ってましたが、まあ行く機会があるなら直接…と。

歴代当主の甲冑や、へし切長谷部をはじめとした刀剣の写真・詳しい寸法などの解説、

それらについてのちょっとしたお話などが収められていて興味深い一冊です。





……だいたいこんな感じかな。

けっこう前から計画していたこともあり、ホテルや食事をとる場所、時間配分など

道に迷うこともなくどれもなかなかうまくいったので、今回の遠征は大成功だと自分では評価したいです。

福岡の街は人が多すぎず少なすぎず、料理もどれもおいしかったのでとても居心地のいい場所でした!

一日目は雨に降られちゃいましたが、雨の日なりに楽しめましたし

バスでの長距離移動も心躍る体験となったので非常に満足です。

やはり旅はいいですね。







スペシャルサンクス】

参考にさせていただきました、大変お世話になりました!





まっぷる福岡(ガイドブック) http://goo.gl/pL48yS

今回の旅を計画するうえで情報収集にとても役立ったガイドブック。

観光地の情報や地図、交通情報や、グルメ、宿のことなど心強い一冊。





・【MMD刀剣乱舞】主命でFUKUOKAをざっくり案内してもらった

http://www.nicovideo.jp/watch/sm26118737

審神者向け。

へし切長谷部と江雪左文字が進行役を務める旅行解説動画。

彼らの目線で描かれる現代の福岡と、画像・映像を交えた解説は

短時間で目的地への道を理解するのに最適です。





・江雪左文字の福岡遠征ガイド https://twitter.com/kosetsu_fuk

審神者向け。

地元の方による福岡観光案内アカウントです。

特設ブログもあり、主な目的地となるキューハクやその周辺、

キャラクターにまつわるあれこれなど丁寧に紹介されています。

現地を旅する審神者からの情報を受け取り、リアルタイムに発信できるのはツイッターならでは。