みどりのながれ

日々のメモ

香川・岡山遠征 2015/10 一日目 その2

前回の続き。


イメージ 1


天守にのぼり、観光案内所でグッズを買ったあとは……

最後のお楽しみ、丸亀市立資料館の展示を見に行きます。

建物に近づくにつれて人通りは多くなり、やはりというべきか、

私と同じくらいの世代の女性の姿が多く目につきました。


イメージ 2


一階ロビー正面には、にっかり青江の刀身の写真と、

ポストカードにもなっていたべっこ先生の描きおろしイラストが飾られていました!

しかもイラストの隅にはサインが…!

ご本人のTwitterによると、展示開始まもなくこの地を訪れていたようで、

もしかしたらその時に入れたのかもしれませんね。


イメージ 3


等身大パネルもその隣に設置されていました!

ちなみに、公式設定ではにっかり青江は167㎝。

刀剣男士の中では実は低めです。

右側にはゲーム『刀剣乱舞』の解説と、ゲーム内におけるにっかり青江の解説文がついてました。

審神者じゃない人が見たらなんて思うだろう…w

ちなみに、比較として横に並んだ状態でツーショット撮影してもらったんですが、

ガッツリ顔写ってるのと、頼んだのがおじいちゃんだったんで

写真のクオリティがちょっと…なので(おじいちゃんごめんね;;;)

イラストで補完しときます。


イメージ 9


お目当ての『京極家の家宝展』が催されているのは施設の2階。

1階では『源内焼の名品展』をやっていて、そちらも見て回りました。

『京極家の~』は、にっかり青江のほかにも京極家にまつわる重要な宝物や資料がずらりと。

今回の展示のほとんどが、江戸時代に時の将軍・徳川吉宗からの求めがあって、

その時に”京極家伝来の逸品”として差し出されたもの。

当主の肖像に始まり、烏帽子、轡直しの鍔、犬追物の絵図など…。

興味深いものがたくさんありました。

京極家、と名前は知っていたけれど、どういう一族でどんな逸話があるのか

うすぼんやりとしか知らなかったのでいい機会になりました。

勉強になりますね。


イメージ 4


さて、この展示、ひいてはこの旅の主目的と言っても過言ではない

脇差・にっかり青江の刀としての姿ですが…。

なんと写真撮影することができました。

ありがたき幸せ…!

刀身はすらっとまっすぐで美しく、切っ先の大きい姿は数多もの時代と戦乱を潜り抜けてきた

実戦刀としての姿を映している…ような気がします。

脇差というと、モノによってサイズの差が結構あるんですが、

徳川美術館で見た鯰尾藤四郎は小さめでした)

にっかり青江はその中でも特にサイズが大きい大脇差

60㎝以上もあるそうです。

やはりこれを目的にやってきた人も多いのか、じっと眺めていると次第に周囲が混んでくるような状況で。

写真撮影が中途半端だったり、あまりゆっくり眺められなかったのが惜しいです…!


イメージ 5


ちょっと写真が暗いですが…。

隣には京極拵が展示されていました。

京極家の紋と桐の紋が交互に配されていて非常に豪華です。

糸巻太刀拵と呼ばれるこの刀装は、刀装の中でも特に格調高いものなんだとか。


イメージ 6


そして、ひときわ大きいこれは『二尊旗』というもの。

ちょっと、説明が難しいのでいただいた資料から抜粋しちゃいますが、

平安時代末期の源平の戦いの頃から、軍旗として用いられ、

二つの神号が墨書されているためこの名がついたのだとか。

これも、将軍・吉宗に披露されたうちの一品です。



……と、こんな感じでした。

平日なのに結構な人が見にきていて、私が見に行った直前の3連休は

あの小さな展示室に人がぎっしりだったんだろうな…とちょっと想像しました。

推し刀のひとつを直に見る!という念願が叶って、なんとも夢のような気分です。

そんな気分で満たされたまま、城をあとにしました。





ちょうどお昼ご飯時になり、朝食が素食だっただけにお腹がすいてきた私。

事前に下調べしていたお店に入り、お昼休憩をとることにしました。




場所は、このマップにもある『手打ちうどん つづみ』さん。

展示期間中、限定でにっかり青江にちなんだ特別メニューをいただけます。


イメージ 7


そのうちの一つがこれ。

『ニッカリーうどん』です。

ぶっかけの方も探してみたんですが、メニューなどに記載がなく

この時は材料とかの関係でちょうど休止していたのかな…?

私はこちらをいただきました。


イメージ 8


ちょうどお昼の忙しい時間帯で、学生さんや会社員と思われる人たち、

そして私のような審神者とみられる女性数人のグループなど…店内の座席は満席でした!

この地方にはお店によってセルフで提供しているうどん店がありますが、

ここはそういったお店ではなく、全てお店の人がメニューを作り提供してくださいます。

注文を取るのも片づけもほとんど一人の方がやってみえて非常に忙しそうでした;;

もっとお店の人いないの;;



味の方はというと、コシのある太いうどんにカレーが絡んで非常に美味。

大きな海老天と温玉がついてこのお値段はうどんの里だからこそと言いますか、

なかなか破格だと思います。 思わずにっかりと笑みがこぼれるような大満足ボリュームでした。



お店を出たあとは、再び商店街を抜けて、

(お昼なのに朝とシャッター街っぷりな状況が何も変わらなくてやっぱり恐怖でした;)

丸亀駅琴平駅へと戻ります。



……ちなみに、帰りの電車に偶然資料館で写真撮ってもらったおじいちゃんが乗車してましたw

どうやら同じ観光ルートらしく、琴平までご一緒に。

ガイドブックを参考に自分で組み立てたプランでしたが、

このへんで観光しようと思ったら定番のルートなんだなあ。 とこの時自覚しましたw



まだまだ続きます。