みどりのながれ

日々のメモ

京都遠征 2016/3 1日目 その2

その1より。


イメージ 1


バス停『佛教大学前』で下車し、次はそこから徒歩で『今宮神社』を目指します。

道なりに東へ歩いていくと大きな朱の門が見えるので、迷うことなくたどり着くことができました。


イメージ 2


イメージ 3


境内にあるこちらの碑は『お玉の方』という女性のもの。

八百屋の娘として生まれ、そこから身をおこし、家光の側室、綱吉の生母となった人物です。

『玉の輿』という言葉の語源となった人物ですね。

彼女がこの地の今宮神社に寄進し、『やすらい祭り』という伝統の祭りを復活させたことから、

この神社は『玉の輿神社』とも呼ばれ、ご利益を求めて訪れる女性も多いとか。

自分は特にそういう願望はないですが、良縁祈願、ということで。


イメージ 4


境内にはこんな場所も。

『阿呆賢(あほかし)さん』という神占石があり、

持ち上げた石の重さで願いが成就するか占うことができるとか。


イメージ 6


神社の近くには『あぶり餅』という名物が食べられる場所があり、私もいただきました。

こちらは『かざりや』さんのもの。 一人前500円です。

餅にきな粉をまぶして炭火で焼き、さらに白味噌のたれをかけたもので、

千利休もお茶菓子として出したことがあるとか。


イメージ 5


続いては、今宮神社から南下して船岡山の方へ向かいます。

大徳寺の横を通り、進んでいくと船岡山の入り口が見えてくるんですが、

目的の建勲神社はもう少し南に進んだところから登った方がいいとのことだったので、

そちらまでぐるっと回ります。

大徳寺にも行きたかったんですが、

あそこはとにかく広大で、今回の旅に組み込むとそれだけで一日終わっちゃいそうだったので

今回は外から眺めるだけにとどまりました。

うーん、また来よう…!


イメージ 7


建勲神社』は織田信長公をまつる神社です。

かねてより行きたい場所として挙げていたんですが、それが今回ようやく叶いました。


イメージ 8


力強い狛犬の首元にも、信長公の家紋である『織田木瓜』が。


イメージ 9


建勲神社の境内は船岡山の東南部にわたっており、殿まで向かうには石段を登る必要があります。

この日は3月上旬にしてはとても暑い日。

息切れしながら黙々と登っていきました…w

おのれの体力のなさが悲しい;;



…と、そんな最中空は晴れているのに何やら小雨が。

神社を参拝する時に雨が降るのは、歓迎されているというしるしで縁起が良い、

というのをうっすら聞いたことがあるんですが

信長様に歓迎されているんでしょうか…??

確かに、刀剣乱舞で知って以来「あー行きたいなー」って半年ほどずっと思ってたので、

「ついに信長様にご挨拶できるぞ」と自分自身気分が高まってたのはありますが、

なんだか不思議な偶然ですね。


イメージ 10


まずは信長様にご挨拶。

周辺の寺社や道では全然見かけなかったんですが、ここにはお仲間さんの姿がいっぱいで驚きました。

…つまり、私と同じように京の各地を巡っている審神者さん方ですね。

現地入りしてからこれまでほとんど気配がなかったのに、みんないったいどっからきたんだ…w


イメージ 11


ここには刀剣乱舞の関連地としてキャラの等身大パネルが設置されている、

いわば『フォトスポット』の一つなわけでして、それを目当てに訪れる人も少なくないようです。

同時にスタンプラリーも行われていて、それと一緒にポイントを回収していく人が多いんですが

この場所はパネルのみ。

信長様の愛刀であり、建勲神社蔵である『宗三左文字』が立っていました。

私の好きな刀剣男士の一人ということもあり、高まったテンションもさらに上がるというもの。


イメージ 12


もう少し近づいてアップでも撮りました。

等身大だとこんな目線になるんですね…。 背が高い。


イメージ 13


授与所のところには、宗三左文字イラストレーターである鈴木次郎先生のサインが飾られていました。

じっと眺めるだけでも満足だったんですが、「ぜひ撮影どうぞ」と神社の方がおっしゃられたので

お言葉に甘えさせていただきました。ありがとうございます。

添えられた宗三のイラストが可愛らしいですね…!



授与所ではご朱印のほか、お守りとおみくじもいただきました。

お守りは、紫・黒・ピンクとあったうちのピンクを。

おみくじは吉でした。

建勲神社のおみくじはわりと厳しめ(凶の割合が多い)と風の噂で聞いたことがあるんですが、

自分のは凶とかじゃなかったですね。

(自分の前に引いてい女の子は凶でした;;)

珍しいし、ネガティブに捉えたりしないから凶でもよかったんだけど…!





イメージ 14


山を下り、最寄りのバス停『建勲神社前』から再びバスに乗車。

金閣寺道』で下車し、次は金閣寺こと『鹿苑寺』へ。

京都の中でも特に人気な観光スポットの一つですね。

小学生の頃修学旅行で訪れたことはありましたが、それからはまったく…。

記憶ももはや、かなりおぼろげなものになってきたのでいい機会でした。

少し日も傾いてきましたが、ここをスルーするのはもったいないと思い、まっすぐお寺の中へ。


イメージ 15


境内の中は様々な国からの外国人客でいっぱい!!

平日の夕暮れ時ですがかなり人の数が多く、写真を満足に撮るのもなかなか大変でした。


イメージ 16


道なりに進み、現れたのがこちら!

夕日を受けて輝く金閣の姿!

周囲の木々と水面と合わせて、いっそう美しい風景を作り出しています。

こんなに綺麗だったんですね~。


イメージ 17


ズームで鳳凰もこんなにアップに。

改めて、デジカメ新調して本当によかった。 母にLINEで画像送って自慢しましたw


イメージ 18


イメージ 19


敷地内には、足利義満のお気に入りだった盆栽を移したとされる『陸舟の松』も。

この松が元は盆栽サイズだったことを考えると、数百年という時の長さを感じます…。

見事な姿ですね。



中途半端なところですがその3に続きます。