ディアルガでメイキング その1・アナログ線画
以前、バトンにてデジタルの絵をどのように描いてるか気になるとのコメントをいただいたので
参考になるか分かりませんが一枚の絵ができるまでの様子を画像を交えて紹介してみたいと思います。
写真が赤みがかっていますが机のライトの色なので気にしないでください;
まず、描くものに対しての資料を用意します。
ポケモンは攻略本を見て描かれる方が多いと思いますが、
攻略本は厚みがあるというのと絵が小さいという理由で私は最近この塗り絵のイラストを参考にしてます。
立体の資料はポケモンの場合モンコレの方が等身が正確でいいのですが、
ウチにはないのでポケモンキッズで。
個人的にですが、立体の資料はあると便利です。かゆい所に手が届くという感じでしょうか…。
平面の資料でありがちな、ここの造形どうなってるのかなー?という時に確認できます。
今回は合わせたいサイズがあっておよそ27×16.5cmで描きました。
細かいディテールはあとで。(結構描き込んじゃってますが;)
背中の飾りや後ろ足の長さなど、修正したい部分は矢印をつけたりしてバランスをとっていきます。
さっきのラフを形を修正しながらもう少し細かく詰めていきます。
線が濃いですが、違う紙になぞってペン入れするので問題ありません。
先ほどの線画が完成したら別の紙になぞっていきます。
紙はA4のコピー紙。(紙を回しやすく、スキャナーにちょうど収まるサイズというだけの理由です)
ディアルガの模様もこの段階で入れました。
ディアルガがあらかた完成したら背景も描いていきます。
今回は和柄をアレンジしたものを描いてみました。
次に下書きの線に沿ってペン入れをしていきます。
使ったのはピグマペンの0.5と0.3。
この絵の場合、まず線に沿って一本でなぞったあと消しゴムをかけて下書きの線を消し、
その線にメリハリをつける感じで太く(塗りつぶさずに)何本も線を重ねて描いていきます。
ちなみに、模様が少しうるさかったのでこの時少し控えめにしました。
ディアルガのペン入れが全て終わったら、背景の模様も同様にペン入れし、
その下書きもきれいに消しゴムで消したあとデジタルでの作業に移ります。
その2へ続く。